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バショウカジキ

潮目の海「黒潮」水槽にてバショウカジキ2尾の展示を始めました。カジキの仲間は水族館で展示するには非常に困難な生物です。アクアマリンふくしまではカジキ類の飼育に以前から取り組んでいます。

このバショウカジキは9月12日に紀伊半島沖の定置網で採集したものを運んできたもので、体長約80㎝の幼魚です。

大きな背びれが特徴です

バショウカジキはカジキ類の中では比較的沿岸に寄る習性があり、夏から秋に南日本の定置網に入ることがあります。
カジキの仲間は水族館で展示するには非常に困難な生物です。
外洋で暮らすカジキは高速で遊泳するため、捕獲するのが困難な上、輸送も難しく、生きたまま水槽内に入れることすら難しい魚です。

アクアマリンふくしまではカジキ類の飼育に以前から取り組んでおり、昨年は予備水槽にて13日間の飼育を行うことができました。
今回は何時、定置網にはいるかわからないバショウカジキのために大型トラックを待機させておきました。
運良く状態の良い個体が採集できたため、すぐに輸送し9月13日の夜間にアクアマリンふくしまに到着、すぐさま大水槽に搬入しました。

水槽に入れたバショウカジキはガラスにぶつかるのではないかと心配しましたが、ゆったりと落ち着いて泳いでいました。しかし、時々他の魚に追いかけられたりして我々をドキドキさせてくれました。

観察していると、水槽内のイワシを追う行動が見られ、搬入した当日からイワシを食べているのを確認できました。

飼育が非常に難しい魚ですので、水族館で展示するのは世界初のことかもしれません。
状態良く搬入したとはいえ、定置網による網のスレや輸送によるストレスも大きかったはずです。
ぜひ、元気な内に生きたバショウカジキの姿を見て下さい。

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11/26に死亡しました。
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